初期に知っときたかったAviUtlの使い方
こんにちは。今日はAviUtlを触りたての頃に知っておきたかったことについて書きます。だいたいデフォの効果です。触りたての人は是非お役に立ててください。
1. グループ制御
恥ずかしい話なんですが最初1年はグループ制御の存在を知りませんでした。オブジェクトをまとめて動かせます。
2. フレームバッファ
こっちに関しては2年くらい使ってなかった。「今映ってる画面」をオブジェクトとして扱えるので、色調補正や拡大シーンチェンジなどに使えます。
3. イージング/ベジエ軌道
2年くらい加減速だけでやってました。ほかにも減衰振動などがあると動きが映えますね。
4. メディアオブジェクト→フィルタ効果の追加
おんなじアニメーション効果を別のオブジェクトにもっかいかけるのめんどいじゃないですか。そういう時に使えます。
「トライトーン」をコピペしています。他にも5. 基本効果 のような使い方ができます。
5. 基本効果
これ知らずにかなりやってたんですがめちゃくちゃ損です。
[メディアオブジェクト]→[フィルタ効果の追加]→[基本効果]で上みたいに置けます。
これの何が良いかって言うと、「動きの連続性を保ちながら別の動きを追加できる」ことです。
例えば上の画像で、上のメディアオブジェクトを「左から右への直線移動」、下のメディアオブジェクトを「右から左への加速移動(イージング14)」とします。
すると上のようなモーションができます。これを分かりやすくしたのが下のもの。
上矢印(直線移動)の動きに下矢印(加速)が付加されるので、動きに連続性があるのです。
初期にやりがちだったのが下のモーションでした。
動かすオブジェクトを分割して、別のモーションに切り替える というやり方です。前半は直線移動、後半は加速移動。
これの何が違うかというと、上の矢印が途中で消えますよね。つまり直線移動していたものがいきなりブツっと止まって、今度は加速した という動きになってしまうのです(もちろんそれでいい時もあるんですが)。動きが非連続だとひっかかりが生まれてしまいます。
6. 時間制御
順再生→逆再生→順再生・・・を繰り返す「ピンポン再生」ってあるじゃないですか。最初期アレをシーンに突っ込んでやってましたが絶対こっちの方が楽です。
具体的にはこんな感じに置いて、時間制御を100→0にするとできます。逆再生はこれでやるべし。
7. レイヤーの幅
割とどうでもいいんですが、環境設定からレイヤーの幅を小さくできます。あとはバックアップも取っときましょう。
(12/16追記:いつの間にかバックアップファイルの最大数0になってた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!修正しました こんな言っといて自分が出来てないのアホですね)
8. 動画サイズ
これは流石に調べれば出てくるので言うまでもないかもなんですが、最初期は 640×480でやってました。しかしこのサイズとアス比は一昔前のものです。
基本は1280×720(HD画質)です。もっと画質よくするなら1920×1080(フルHD)です。
9. 画像ファイル合成
クリッピングした後で更に効果をかけたい時に使えます。例を出します。
上のテキストには縁取りTというアニメーション効果をかけています。
この「白い部分だけ」に下のテクスチャをクリッピングしたい時。
これを「上のオブジェクトでクリッピング」でやると・・・
この通り、縁取り部分にもクリッピングされてしまいます。
対応策はいろいろ考えられるのですが、一番手っ取り早いのは「画像ファイル合成」だと思います。
上みたいな感じで、縁取りTの上に画像ファイル合成をかけ、「色情報を上書き」にします。すると下のようになり、合成した後で縁取りが可能になります。
(ダサいし見づらいなこれ・・・)
ちなみに動画ファイル合成なら動画もクリッピングできます。
思ったより思いつきませんでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(てか5が言いたかっただけだなこれ…)
なんか思いついたらまた追記します